今回取材させていただいた石井結菜です。今回は日田で自動車の整備や販売を行われている、黒木鉄也さんにお話を伺いました。黒木さんは高校卒業後、自動車デューラー、中古車販売店で勤務後独立して開業されました。

◉「日田で働く」ということ
日田は大分市や福岡市などの都市へ遊びに行くにはアクセスが良いですがやはり日田でそのような仕事をすることは車検の検査場が近くにないことや部品が届くのに時間がかかり入手が難しいことが大変だそうです。また日田はご存知の通り夏は日本1位になるほど暑く、冬は雪が積もるほど寒いです。車の修理の際はその気候に耐えながらの作業になるとおっしゃっていました。

◉それでも日田で働く理由
車がないと行動範囲が限られてしまう日田では黒木さんのように整備や販売をしてくれる存在はとても大きいです。黒木さんは故障した車を修理し状態が良くなったときやお客様に大いに感謝されたときにやりがいを感じるそうです。日田で生まれ育った黒木さんは地元で働くことは友人が多く車に関する仕事を頼んでもらえることが嬉しいとおっしゃっていました。
日田は人口も多いわけではありませんが人と人の心の距離が近く家族みたいにフレンドリーだと感じます。黒木さんも知人や友人、お客様から新しいお客様を紹介いただき、仕事を通して交流の輪が広がることもあるとおっしゃっていました。

これからもお客様に喜んでいただけるよう丁寧な仕事を心がけ、車のことなら気軽になんでも頼めるお店づくりをしていきたいとお話してくださいました。

◉お話を聞いて
今回で日田の方に取材をさせていただいたのは2回目でしたが、お2方とも日田で働くことの大変さはあるものの日田で働くことが好きなんだなと感じました。
今回お話を伺った黒木さんは大変なことや不便なことを感じても自らのやりたいことを一筋にされていてとてもかっこいいと思いました。その自分の好きなこと、やりたいことをやることで周りの人に貢献しているのはすごいことだし当たり前じゃないですが私も周りの状況に左右されることなく自分の夢ややりたいことを諦めずに頑張っていきたいと思います。お話を聞かせて下さった黒木鉄也さんありがとうございました。