今回は、九州電工株式会社で働く梶原匠さんにお話を伺いました。
九州電工株式会社は電気工事を行う企業で、発電所・変電所のメンテナンスや送電鉄塔のメンテナンス、屋内配線工事などの業務を行っています。梶原さんは高校卒業後、新卒として九州電工株式会社に入社しました。
―九州電工株式会社で働くことになったきっかけ―
「高校生の時に、生まれ育った日田で働きたいと考えながら就職活動をしていました。」と語る梶原さん。
実は電気に関しては全くの専門外で、九州電工で働くようになってから先輩の作業の仕方を見たり、話を聞いたりと、電気の仕事について色々勉強をしているそうです。
そんな、これまで関わったことのなかった電気という分野で働くことを決めた理由については「『電気』という、人々が生活する上で欠かせないものを支える人になりたいと思ったから。そして日田で暮らす人々の生活を守りたいと想いこの会社に決めました。」と笑顔で語ってくれました。
―日田の縁の下の力持ちに―
普段は発変電部という部署で勤務されている梶原さん。「最初は指示された業務をこなしていくのがやっとでした。ですが一緒に働く先輩についていきながら目で見て、話を聞いて、そのつど教えてもらいながら仕事を覚えていきました。今は作業にも慣れてきて、段取りや危険予知など、少しずつ自分で考えて仕事をしています。」と、日々勉強できる職場環境であることを教えてくださいました。
「発変電部は普段の生活では目にすることのない場所での業務にはなりますが、自分が日田に住む人の日々の生活を支えていると思うと、この仕事に誇りを持って働けます。」と梶原さんはまさに日田の縁の下の力持ちとして、目を輝かせながら語ってくれました。
今回、九州電工株式会社の梶原さんにお話を伺いましたが、取材をする中で日田が大好きという想いが伝わってきました。そんな、大好きな地元日田で誇りを持って働かれている梶原さんを見ていると、こちらも梶原さんが私たちの暮らしを支えてくださっているということに感謝の気持ちが溢れてきました。