皆さん初めまして、今回取材をさせていただきました。22歳の中村太一です。私は日田市で生まれ日田で育ち今後は家業である家具の製造販売を継ぎたいと思い、今職人見習いとして勉強しています。

 

地方の過疎化と若者

現在の日本では、地方の過疎化が大きな問題となっています。過疎化が進むことによってその地域では、働き口が減少しているほか耕作放棄地の増大や住宅の老朽化、空き家の増加だけでなく獣害や害虫等の問題が発生しています。また、商店やスーパーの閉鎖、公共交通の利便性の低下が進み、その地域の住民の生活水準が維持できなくなっている地域も少なくありません。私が生まれ育った場所である、大分県日田市も例外ではなく地方過疎化が進んでいます。私は、過疎化の実態を知るべく、日田で働いている若者にインタビューをしてみることにしました。

 

(福岡にあるdot.での日田の職業について知る公演)

 

日田で働いている若者にインタビューpart1

日田にある美容室クローバーで働いている梶原正弥さんにインタビューをさせてもらいました。元々学生時代は、中学生までは日田市内の三隈中学校に通っていた梶原さんだが、高校は得意だった、サッカーを最大限発揮するために福岡県内のサッカー強豪校である、筑紫丘高校へ進学した梶原さん。その後美容専門学校を卒業後日田に就職した梶原さんは、人の温かさや慣れ親しんだ地に魅力を感じ日田への就職を決めたと話してくれました。また、将来は、自分の店を持つことを目標に掲げて日々仕事に取り組んでいます。日田で働いていて流行の取入れが遅いことを感じているみたいで、その流行を自らの人と人との繋がりを通して発信している途中だそうです。

 

 

日田で働いている若者にインタビューpart2

日田で水郷ファームを営んでいる矢羽田卓さんにインタビューをさせてもらいました。日田で生まれ育った矢羽田さんは、日田林工高等学校を卒業後と同時に日田で農業を営んでおり今年で4年目になるそうです。自身のインスタグラムでは、収穫した野菜や作業経過などを投稿しています。そんな矢羽田さんは自然が多く、知人が多く働きやすい日田にとても魅力を感じていると話してくれました。将来的には、今農業の後継者がいないので自分自身が、農業の後継者になりたいという熱意をもって、矢羽田さんは毎日朝早くから畑で作業をしています。

 

 

 

日田には頼もしい若者がいる!!

今回のインタビューをさせてもらった2人は元々私の三隈中学校時代の友人だったのですが、今回のインタビューで昔は一緒に遊んでいた友人が、自分の意思を持ち夢に向かって頑張っている話を聞いてみて、私自身まだまだ未熟だと感じましたし、彼らに負けないように私も頑張らなくてはいけないとも感じました。

日田に住んでみるといろんなところで輝いている若者に出会うことができます。今後はその若者たちと手を取り合い、日田という町を盛り上げていきたいと思いました。