みなさん、こんにちは。今回取材を担当させていただきました、諌山茉由子です。

今回はカメラマンの中村悠二さんにお話を伺いました。

中村さんは幼稚園から高校まで、子どもたちの生活の様子を写真におさめたり、ヒタスタイルの撮影、各店舗や企業の広告用の写真、さらにはウェディングフォトを撮ったりなど多岐に渡る写真のお仕事をしています。

 

―カメラマンになるきっかけ

幼少期の頃、今ほど写真が身近に無かった時代。

カメラマンである父親の影響で常に生活の一部に写真があり、中村さん自身も写真が好きだったそうです。社会人になり、写真とは全く関係のない仕事をしていた中村さん。

それでも写真が大好きで生活の中に写真がある事には変わりませんでした。

お仕事がきっかけでカメラ関係の仕事をしている人と知り合い、プライベートで写真を撮ることも増えていきました。そんな中村さんの活動を知った周りの人から写真での仕事を頼まれる機会が増えていきました。快く仕事を受けていた中村さんですが、より高い技術でお客さんの要望に応えたいと思いはじめ、父のもと本格的にカメラの修行をスタートしました。はじめは日田で仕事をする気が無かったという中村さんですが30歳という節目を迎えて日田でカメラマンとして働くと決意しました。

 

―自然な姿を撮るために

仕事上子どもたちと関わることが多い中村さん。子どもたちの自然な姿や飾りのない笑顔を写真に収めるために子どもたちとの距離感にこだわっています。「悠二さん!」子どもたちに苗字ではなく下の名前で呼んでもらいます。すると自然と子どもたちとの距離も近くなりより自然な写真が撮れるそうです。

 

―中村さん、夢はありますか?

写真スタジオでカメラマンという第三者に写真を撮ってもらう昔ながらの写真の文化を、

現代につなげたい。まずは日田をこのような写真の文化が再熱し、撮った写真を家に飾るようなまちにしたい。

「今日は天気がいいから家族写真を撮ってもらおう、今日は気分がいいし写真撮ってもらおう…」

お客さんが自発的に写真スタジオに行ってカメラマンに写真を撮ってもらう。

なんでもない日が記念日に変化するような気がしました。

 

―お話を聞いて

中村さんの写真に対する思いを聞いて、

何気なく過ごしている毎日には未来に残したい思い出に溢れていることに気づきました。

何気ない日常をデータではなくカタチとして残したい。私の中で写真に対する思いが変わりました。早速写真フォルダを整理してみようと思います。

 

好きな景色、日常のヒトコマ、家族写真、大切な人との写真…

みなさんも思い出を写真で残してみませんか。

 

今回取材を引き受けてくださった中村さんありがとうございました。